2011年11月アーカイブ

当社の保守サポートをご利用いただいている企業のお客様から連絡があり、ファイルサーバー上のファイルを整理していたら間違って消してしまったのですが戻りませんか?

との問い合わせがありました。

使っているPC上のデータでしたら"ゴミ箱"にファイルが入っていますが、ファイルサーバー上のデータは 残念ながらそのまま消えてしまいます。 バッファローのLinkstationなどのNASはゴミ箱機能があるのでtrashというフォルダに入っている可能性がありますが、サーバーにはWindowsServerを利用しているため ファイルは残りません。

このお客様の場合ファイルサーバーのデータを1週間分バックアップしているためファイルの復元ができます。 

当社ではお客様の許可を得てリモートでのサポートも行っていますのでお客様のサーバーをリモートでバックアップしておいたファイルから目的のファイルを取り出すことができました。

データ紛失の恐れは、ハードディスクの故障のみではなく、ファイル共有しているユーザーによるファイルの削除や上書きなどでも起こる可能性があります。

こういったファイルの紛失を少なくするためにもバックアップは1週間くらいは残しておく方がよいでしょう。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

パソコンの生徒さんからこんな質問がありました。

インターネットの買い物は安全ですか?

ホームページのアドレスが普通のページを見ているときは「http://~」

 アドレス

で始まりますが、クレジット番号などの個人情報を入力しているときは必ず「https://~」

となっていますよ。

これはhttps:がセキュリティで守られている証明だからです。

httpsのときは入力した情報が外に漏れないように暗号化されて送信されていますという証拠です。

だから安心してよいです。

 URL

たまにメールなどで、 こちらにアクセスして手続きを済ましてくださいというようなのが来ますが、これはフィッシングメールというものでアクセスすると、クレジット番号を入力してくださいと出てきます。そしてアドレスがhttpで始まっています。  こういう場合は詐欺の場合が多いので注意しましょう。 

先日届いたフィッシングメールはYahooオークションを続けたければこちらにアクセスして手続きをしてくださいという内容でした。 そしてアクセスするとYahooの画面そっくりで名前やクレジット番号を入力する画面です。

そしてアドレスは"http://"で始まり、Yahooのドメインでもありませんでした。 これは明らかに詐欺とわかりますが、この手続きを済まさないとYahooオークションに参加できなくなりますよと不安をあおる内容です。 

今の普通のショッピングサイトはクレジット番号などを入力する場合はhtttpsのアドレスになっており暗号化されているものがほとんどです。もしクレジット番号などを入力するときにhttpsのアドレスになっていない場合は注意しましょう。

 

 

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

今年の8月ごろに新規にHP製のデスクトップ(HP Compaq 6005 Pro SF(/CT) Desktop PC)を当社で導入させていただいたお客様ですが、PCの挙動がおかしいとの連絡をいただきました。

新品のPCですので3か月ほどしか使っておりません。 サポートにお伺いするとPCは正常に起動するときとしない時があります。 セーフモードでは起動しますが通常起動ですと途中で止まってしまいます。

起動できてもずっとアクセスランプが点滅しまともに動きません。 犬を飼っていて、PC本体を床に置いていらっしゃいますのでPCの前の吸気口には埃と犬の毛が詰まっていました。

もしかしたらこれが原因かもしれませんが、もっと埃をたくさん吸い込んでいても稼働しているPCがあるので断定はできません。

HP製のPCは起動前のBIOS上からハードディスクの診断ができますので、ハードディスクの診断をするとエラーを発見しました。

必要なデータはUSBメモリにバックアップを取っており、メールの内容などはPCが起動できるうちにもう1台のPCにコピーすることができました。

まだメーカーの保証期間内でしたのでHPのサポートに電話すると出張修理となりました。 メーカーの保障にも出張修理と引き取り修理があります。

出張修理の場合はHDDが故障の場合はHDDを交換してくれますが、HDDが空っぽなのでWindowsの再インストールなどはこちら側で行う必要があります。

また、このPCは不親切なことにリカバリディスクは別売り(もしくはオプション)です。 リカバリディスクを作成するためのプログラムも見当たりません。 もしハードディスクが故障していなければDtoDで初期化(リカバリ)ができるのですがHDDは何も入っていない状態なので何もできません。

これがDellなどの引き取り修理の場合はおそらくDellの工場でリカバリまでして届けてくれるのでしょうが、HPの出張修理ではできないようです。 HDD以外の故障でのトラブルの場合は、出張修理で部品交換に来てくれてPCのない状態を回避できるのでありがたいのですが、今回のようにHDDを交換する場合は引き取り修理の方がありがたい気がします。 

出張修理と引き取り修理のどちらか選べるようにしていてくれればよいのですが...

2日後に外注の業者にHDDの交換に来ていただきリカバリに時間がかかりますので、当社でお預かりとなりました。

通常版のWindwos7PremiumのOSのディスクは当社にあります。また、PCのドライバ類はHPのホームページからダウンロードできます。 後はPC本体に貼ってあるシリアル番号でマイクロソフトの認証が通るかの問題だけです。

Windows7をインストールし、PC本体に貼ってあるシリアル番号を入力するとインストールは完了しました。 そして認証手続きに入ると、インターネットでの手続きはできないようでしたのでマイクロソフトの自動音声ガイドに電話です。

数十ケタの番号を入力するとライセンス認証が通り、48ケタのライセンス番号をPCに入力することによってライセンスが完了しました。 

これでWindowsが正常に利用できるようになりました。 これで初期設定とアップデートを済ませて納品となりました。

当社で導入させていただいたPCですので無料でのサービスとなります。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

Outlookを利用中のお客様からメールを送った時にまれに受信時に添付ファイルが来ないという現象を聞きました。

Outlook2003から LivemailやOutlookExpressへ送った時に起こるようです。

これはどうやら基本的には Outlook 固有の機能を使った場合にデータの損失を防ぐための仕様ということになるようです。

Outlook2003の場合はリッチテキスト形式で送信しない方法でOutlook2007,2010はレジストリを書き換える方法があるようです。


Outlook 研究所より



TNEF が送信される現象の回避策

Outlook 2010/2007 の場合

お使いの Outlook が 2010 または 2007 であり、インターネットのアカウント (SMTP/POP/IMAP) を使用している場合、レジストリの設定により完全に TNEF での送信を禁止することができます。

Outlook 2010 の場合は、以下のレジストリ設定を行います。

レジストリ キー: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\14.0\Outlook\Preferences
データの名前: DisableTNEF
データの種類: DWORD
データの値: 1


また、Outlook 2007 では下記のページの Fix it ボタンをクリックすることで現象を回避できるようになります。

KB958012 - Outlook 2007 を使用して電子メール メッセージを送信すると、Winmail.dat という添付ファイルが電子メールの受信者に表示されます。

なお、Exchange サーバーを使用している場合には、この設定は使用されませんので、Exchange サーバー側で設定を行ってください。

Outlook 2003 の場合

Outlook 2003 では上記のように完全に TNEF での送信を禁止する方法がないため、TNEF で送信される条件を一つずつ排除していく必要があります。
まず、[ツール]-[オプション]-[メール形式] で、[このメッセージ形式で作成する] を [HTML 形式] または [テキスト形式] にします。さらに、[インターネット メール形式] をクリックし、[Outlook リッチ テキスト形式オプション] を [HTML 形式に変換] または [テキスト形式] にします。
上記の設定は既定ではともに HTML 形式となっているはずです。

そして、メールを送信する際にはあて先を事前に [連絡先] に登録し、メールアドレスを入力した後にメールアドレスをダブルクリックし、[インターネット メール形式] を [Outlook リッチテキスト形式で送信] 以外にします。

これらの設定を行っても現象が起こるようなら、メールに特殊なプロパティが設定されるような方法でメールを送信しないようにします。なぜ発生してい るのかがわからない場合は、以下のレジストリ設定を行うことで特殊なプロパティが設定されても TNEF で送信しないようになり、回避できることがあります。

レジストリ キー: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Outlook\Options\Mail
データの名前: DontEncodeCustomNote
データの種類: DWORD
データの値: 1


大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

WindowsLiveMailを(WindowsXp)使っているお客様でまれに添付ファイルが受信できない(添付されていない)という症状が出ました。

調べると、Outlookから送った添付ファイルが受信できない場合があるとのことです。

相手先のメールの送信済みには添付ファイルがついています。 他の社員さんに同報でOutlookへ送信した場合は問題がなかったのでLiveMailからOutlook2003へ移行することにしました。

メールのメッセージはLiveMailを見ればよいのでアカウント設定とアドレス帳の移行を行いました。

アカウント設定は自動設定はないので手動で最初からの設定です。

アドレス帳の移行はLivemailでエクスポート Outlookでインポートをする必要があります。

 

Livemailのアドレス帳のエクスポートにはカンマ区切り(.csv) と名刺(vcf)しかありません。 csv形式はカンマで区切られて一つのファイルとして書き出されるのでそちらを選択します。

このままOutlookへインポートすると文字化けしますので、文字のエンコードを変更します。 

変更はメモ帳でできますので、 アドレス帳のCSVファイルを開きます。 名前をつけて保存するときに文字コードをUTF-8からANSIに変更して保存し治します。

その場合address.csvのように拡張子CSVを付けておきます。

 

Outlookのファイル→インポート→他のプログラムのファイルからインポートを選択します。 取り込み形式をテキスト形式(Windows カンマ区切り)を選択し、 先ほど保存したCSVファイルを選択します。

インポート先にアドレス帳を指定してOKをクリックするとアドレス帳のインポートが完了しました。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

PCが起動しないとのことでサポートにお伺いしました。

DELLのデスクトップPCのVostro230でお客様はDELLのサポートに電話しましたが、起動しないので初期化するとデータが消えてしまいますのでやめて下さいとのことでした。
仕事のデータが入っているためデータを取り出して欲しいとのことです。

幸い、ハードディスクには異常なく外付けのUSB接続で持参したノートPCに接続してデータは取り出すことが出来ました。
もしハードディスクが完全に故障していた場合、専門の業者でしかデータを取り出せないことがあります。 
25GB くらいあったのでかなりの時間がかかりました。 ノートPCへコピーするのに30分くらい。 お客様のPCで作業をすぐにしたいとのことでしたので持参したUSBハードディスクにデータを入れてお貸し致しました。 メールのチェックはOCNプロバイダーのメールでしたのでWEBメールを利用すればOKとのことでした。

さてDELLのデスクトップPCはお預かりして点検です。 リカバリのみで治るか、それともメーカーに修理に出す必要があるのか切り分けが必要です。
また、汎用部品(メモリやHDD、DVDドライブなど)の場合はサポート期限も過ぎているのでこちらで交換します。

リカバリーをすると途中で止まってしまいます。ハードウェア診断でメモリやHDDを診断しますが異常が見当たりません。 念のためUSB接続のDVDドライブ、ハードディスク、メモリなども交換して試してみましたが同じ症状です。
このような場合はシステムボードか電源の故障の場合が多いのでメーカー修理となります。 今回DELLの方から見積もりが33,000円となりメーカー修理にお願いすることになりました。
これを機にお客様にバックアップの説明を行い、バックアップソフトを導入することをお勧めしました。 修理が終わったら設定とバックアップの設定を行います。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

Windows7のお節介

| コメント(0)

Windows7を利用していると アプリケーションなどのウィンドウを動かしたとき勝手に動いたり全体表示に変わったりすることがあります。

これはWindows 7の新しいユーザー・インターフェイスでウィンドウの最大化や整列操作を容易にする「Aeroスナップ」機能がデフォルトで有効になっていルカらです。

この機能が結構煩わしかったりするのでオフにする方法です。

Aeroスナップ機能を無効にするには、まず[コントロール パネル]を開き、[コンピューターの簡単操作]カテゴリのリンクをクリックして、[コンピューターの簡単操作センター]を開きます。

[マウスの動作の変更]をクリックして、「マウスを使いやすくします」という設定画面を開きます。

そして画面の下の方にある[ウィンドウが画面の端に移動されたとき自動的に整列されないようにします]のチェック・ボックスをオンにします。

 

これで便利でお節介なエアロスナップという機能が働かなくなります。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

WORDのおせっかいな機能

| コメント(0)

マイクロソフトのワープロソフトのWORDを使っていておせっかいだなーと思うことが多々あります。

便利だと思うときもあるのですが慣れるまでは困惑することもあると思います。

その1つに①や・を文字の頭に付けると改行したら②が付いて来たり・がついてきて段落や箇条書きの設定になってしまうことがあります。 

これの解除の方法です。

入力オートフォーマットという場所で変更します。

WORD2003の場合は

"ツール" →"オートコレクト"→"入力オートフォーマット"のウィンドウの中に 箇条書き (行頭文字)と(段落番号)のチェックを外します。

 

WORD2007の場合

左上の○をクリック "WORDのオプション"→"文章校正"→"オートコレクトのオプション"をクリックします。

入力オートフォーマット"のウィンドウの中に 箇条書き (行頭文字)と(段落番号)のチェックを外します。

 

これでおせっかいな自動箇条書き機能が現れなくなります。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

今回はBモバイル端末を利用している方で起こったトラブルです。

BモバイルはNTTDocomoのFOMA回線を利用してインターネットに接続できる端末です。

 

DSC_0116.JPG

Bモバイルにはパソコンで簡単にインターネットに接続するためのBアクセスというソフトが入っています。

このBアクセスはバージョンアップを重ねていて古いバージョンにはWEBアクセラレータ機能を自動設定する機能があります。

これはインターネットを早く表示させるための設定でインターネットエクスプローラーのProxyサーバーを自動で設定します。

ただ、現在でこの設定をするとインターネットが表示できなくなってしまいます。 これはBモバイルの接続先が変わったのかはわかりませんが、現在使えない状態です。

この設定を変更してProxyの設定を解除すればインターネットが表示されるようになりました。

 

設定の変更方法は インターネットエクスプローラの上部メニューのツールからインターネットオプションをだします。

接続タブをクリックして LANの設定をクリック。 Proxyの場所にチェックが入っていればはずします。

これでProxyの設定が解除されたはずなのでインターネットが使えるようになります。

大阪府堺市のパソコンサポートはITサポートへ

2015年9月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

このアーカイブについて

このページには、2011年11月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2011年10月です。

次のアーカイブは2011年12月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。