パソコンには衝撃に弱いハードディスク(HDD)が搭載されています。
HDDはPCの内部にあるこのような部品です。
この内部にはプラッタと呼ばれる回転するディスクとヘッドと呼ばれる針があります。
プラッタとヘッドがわずかの隙間でディスクに触れずに浮いています。 これでデータを読み取ります。
このHDDに衝撃が加わると、プラッタとヘッドが触れてプラッタに傷がつき故障の原因になります。
ノートパソコンを製造している各社はこのハードディスクに衝撃が加わりにくいように色々工夫してきました。
スポンジのような緩衝剤を貼ったり、加速度計を入れ衝撃が加わればヘッドが退避するようになっているPCもあります。
最近のノートパソコンにはHDDに代わりSSDが入っていたりHDDから交換できるSSDが売っています。
SSDはHDDのような駆動部品のないフラッシュメモリで出来ていますので衝撃に強くなっています。
また、アクセススピードが速くパソコンの動作が速くなるメリットがありますが、容量の割には値段が高くなるというデメリットがあります。
SAMSUNGのSSD