監視カメラの設置依頼がありました。
社内にカメラを2台設置し、遠隔地でも確認できるようにとのご依頼でした。
特に画質は悪くてもよく、録画は必要のないとのことです。
方法は2つあるのですが、一つは防犯カメラを使う方法、もう一つは電子機器メーカーのネットワークカメラを使う方法です。
防犯カメラの場合は録画ハードディスクを置きカメラから有線で録画機に接続します。 録画機をネットワーク設定で外部から見ることになります。
ネットワークカメラの場合は無線機能を持っている場合が多く、電源さえ確保できれば社内に無線(Wifi)が飛んでいれば比較的に接続しやすいです。
赤外線を照射できるカメラの場合は白黒画面ですが夜でも監視できます
今回は費用を抑えたいことと事務所まで線をひくのが大変ですので無線のネットワークカメラを利用することにしました。
この商品のパッケージには簡単に外部からのアクセスも出来ます。 iPhoneでも監視できるとの表示がありますが、ネットワークの知識がないと社外からのアクセスは難しそうです。
説明には1台のカメラを外部に公開して接続する方法はありました。 方法はルーターに外部公開アドレスを社内のカメラに静的NATを使って変換する方法です。
この方法では2台のカメラを公開するのは無理そうでした。
そこでこの方法は一度やめて VPN対応ルータを使い外部からアクセスする方が確実だと思いますのでその方法に変更しました。
VPN(バーチャルプライベートネットワーク)は社内のネットワークに外部からアクセスしたり本社と支社のネットワークを接続する方法です。
インターネットに接続されているパソコンに社内に接続するVPNの設定をすると、社内にいるのと同じようにネットワークに接続することが出来、カメラにアクセスできます。
iPhoneにもVPNのクライアントの機能がありますので設定すると外部からアクセスすることが出来ました。