パソコン用のホームページを作るうえでもう一つ考えないといけないのはモバイル端末用のサイトはどうするかという事です。
モバイル端末には携帯電話(フィーチャーフォン)とスマートフォン、タブレットなどがあります。
携帯電話
スマートフォンにシェアを奪われシェア自体は低くなってきましたがスマホの通話料が高い、使いにくいといった理由でまだ一定のユーザーがいます。携帯電話の特徴として機種によって画面サイズが違うファイルの容量制限、使えるタグが限られているなどがあります。制限があるのでPCやスマホ用のサイトと兼用するのは難しくPC、スマホ用サイトとは別に制作する必要があります。
携帯電話のサイトを制作したときは動作を確認するために端末でするほかにPC上でシュミレータで確認します。
スマートフォン・タブレット
スマートフォンやタブレットはPC用に制作されたサイトを閲覧することができます。しかしスマホは横幅が狭く画面が小さいのでPCサイトを表示させると縮小されて表示されます。 画面を指で操作して拡大し文字を読めることができるのでユーザーがその情報を必要としている場合は見てくれますが、そうでない場合は離脱することも十分考えられます。 最近はスマホで閲覧するユーザーも増加しているのでスマホにも対応したWEBサイトを用意する方が親切です。
スマホに対応させる方法は3つほどあります。
1、レスポンシブサイトの構築
画面のサイズ、ブラウザのサイズに対応して自動的にレイアウトを変更する手法で複雑なレイアウトよりもブロックでまとまっているようなレイアウト構成に向いていて企業向けのサイトに向いています。 デメリットは複雑なデザインは難しいことです。
2、スマホ対応のサイトを別に作る
PCサイトとは別にスマホ専用のサイトを制作する方法でスマホ専用に使いやすく制作することができますが、更新時にPCサイトとは別に更新していく必要があるため運用に手間がかかるデメリットがあります。
こうしたことから弊社ではWEBサイトを制作するときはPCサイトとスマホサイトを1つのサイトで運用できるレスポンシブサイトの構築をお勧めしています。 また携帯電話でアクセスしてきたユーザー向けにオプションで携帯サイトを制作も承っています。