その中でも比較的よく見かけるのが、バッファローのLinkstationです。
当社でもお客様におすすめしておりますが、その場合はバックアップを毎日取るようにしています。
Linkstationは便利なのですが一度故障すると、データが無くなってしまうという恐怖もあります。
データを取り出せないこともないのですが、ハードディスクの物理的な故障になってしまうと、データの取り出しが専門の業者でないと出せなかったり、高額な費用がかかったりします。
また、LINUXベースで動いている機械がほとんどなのでもし中のハードディ久我助かってもほかのPCからは認識されないことがほとんどです。
先日お客さんのところでNASが故障したという事故が起きました。
NASを導入したときバックアップの説明も行い、簡単にPCへバックアップ取れるように設定していたのですが、
数か月バックアップ取っていなかったようです。
故障したNASは数年前のLOGITECのNASでFreeBSDというOSのシステムでした。
そのためWindowsでは直接読み込むことができません。
また、ハードディスクも機械的には大丈夫でしたが論理障害があったので、お客様に直接他のハードディスク復旧業者さんに頼んでいただきました。 幸いほとんどのデータが復旧できたらしいですが一部データが無くなってしまったようです。
そうならないためにも日々のバックアップは取っておきましょう。
最近当社ではお客様にバッファローのLinkStationを入れることが多いのですが
最近のLinkStationにはいろいろな自動バックアップ方法があるので活用するようにしています。
一つ目はUSB接続したHDDにバックアップ取る方法です。
このUSBHDDはフォーマットにFAT、EXT3、XFSと選択できます。
FATはWindowsの標準形式でそのままWindowsで読み込めます。
EXT3とXFSはLINUX形式のためそのままWinodwsパソコンでは読み込めません。
こうなるとFATが一番便利の良いフォーマットと思えるのですが、FATでフォーマットするとバックアップを取るときには以下のような制限があるようです。
● LinkStationのUSBコネクタに接続したハードディスクがFAT16/32形式でフォーマットされている場合、次の制限があります。
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・共有フォルダとして割り当ててデータを書き込むことはできません。LinkStationのバックアップ先としてお使いください。
・FAT32形式では1ファイル4GB以上のデータ(FAT16形式では2GB以上のデータ)はバックアップできません(エラーが発生し、バックアップが途中で停止することがあります)。
・MacOS Xで自動生成されたファイル(.DS_Storeなど)がある場合は、ファイル名にFAT32/16形式では使用できない文字が含まれているためバックアップできません(エラーが発生し、バックアップが途中で停止することがあります)。
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しかし
実際に私のところでこの内容に触れていないのでFATでバックアップを取ろうとするとエラーが出てしまいます。
そこでフォーマットをEXT3に変更するとバックアップを取ることができました。 また、バックアップの結果はメールで届くようにしておきます。 (こうしておかないと、バックアップがエラーで止まっていても気が付かないということがありますので。。)
今度はLinkStationが故障したと仮定してEXT3もしくはXFSでフォーマットしたUSBハードディスクからデータを取り出せるかを検証します。 これができないと何のためにバックアップしているかわかりません。
1.はWindowsPCにEXT3フォーマットを読み込めるソフトをインストールしてみる方法
(LinuxReader2.0 or 1.0)
2.ubuntuというLINUXを入れたPCにUSB接続をして読み込めるか試してみる方法
3.別のLinkstationに接続して試してみる方法
当社で持っているLS-WV2.0TLというLinkstationでEXT3フォーマットしたUSB-HDDではubuntuのOSでは正常に読み込めましたがWindowsのLinuxReaderではファイルフォルダ名の日本語が文字化けしましたがデータ自体は読み込めました。
XFSはといいますとUBUNTOマシンでのみ正常に読み込めました。
また、もう少し古いLinkstationでは(HD-HG250GL)でフォーマットしたUSBHDDは LinuxReaderでは正常に読み込めましたが、UBUNTOでは文字化けしてしまいました。また、新しいLinkstationに接続してももじばけしてしまいました。
新、旧のLinkstationでも文字コードでも違うんでしょうね。(よくわかりません。)
2つ目のバックアップに他のLinkStationにバックアップする方法があります。
こちらはバックアップ先を設定しておくだけでバックアップできます。 また、急遽メインで使っているLinkstationが故障してもバックアップ先のLinkStationのサーバー名を変更するだけで応急的にサーバーを復旧できます。
安全を第一に考えるのでしたら、毎日1回別のLinstationへのバックアッップと週1回のUSBHDDへのバックアップを併用しておくとよいと思います。